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「乳がん・子宮頸がん検診促進する議員連盟」発足会へ招待させてください!

我々3団体(認定NPO法人子宮頸がんを考える市民の会、認定NPO法人乳房健康研究会、一般社団法人シンクパール)は、乳がんも子宮頸がんも同じように低迷し続ける検診受診率を向上させるために何か協力して協働できないか?との想いで疾患の枠を超え活動を共にしています。

『まずは、国会議員の先生方に日本の現状を知っていただきたい!』

女性の健康対策、がん対策の現状を知って頂き、国策として検診受診率を上げる政策を継続に行っていただきたく超党派の国会議員連盟を立ち上げの考えに至りました。

【乳がん・子宮頸がん検診】について問題点を理解している国内外の専門家と国会議員、そして患者や啓発団体、支援者を繋ぐプラットホームを創設し、開かれた超党派の国会議員連盟という形で、乳房、子宮、命を失う事のない社会を作るべく活動を始めたいと考えています。

そして、2015年3月初旬「女性の健康週間」に向けて正式な『乳がん・子宮頸がん検診を促進する国会議員連盟』を発足させるよう各議員の先生方の了承を取り付けるに至りました!

この一連のアクションに世話人として細胞診の権威である小林忠男先生(大阪大学大学院医学系研究科招聘教授)が専門家として協力して頂いています。

議連を立ち上げるシードマネーとしての費用が必要です。今回、専門家講師への謝金、世話人の交通費など実費レベルの経費として50万円をクラウドファンディ ングで募りたいと考えています。

支援して頂いた方には、今回この議連立ち上げに関わっている3団体より、特典を提供させて頂きます。グッズ・パンフレットを始め、議員連盟発足会へのご招待等、 とても魅力的な特典が揃っていますので、是非以下WEBページをご覧の上、ご支援いただけますようよろしくお願いいたします。

https://readyfor.jp/projects/bccc

■クラウドファンディング:ReadyFor掲載について

この度、「乳がん・子宮頸がん検診を促進する国会議員連盟を立ち上げたい!」という熱い思いを胸に、新しい支援の方法クラウドファンディングにてみなさまからの支援を広く仰ぐことにしました。

クラウドファンディングとはインターネットを介して個人から資金(支援金)を集めるサービスです。新しい資金調達の手段として注目されており、個人・団体・ 企業等のやり遂げたいミッションを応援したいと思うみなさまに、WEBを介して支援金を頂く、そして我々はその支援金を資金として約束したミッションをやり遂げるという仕組みです。

詳しくは https://readyfor.jp/about_more

一過性のイベントやキャンペーンではなく新しい取り組み継続的なアドボカシーとして、私たちの活動を支えていただければと思います。
どうぞご協力よろしくお願いいたします。

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インタビュー

河原 真木子さん
(医大生)

私が子宮頸がん検診のことを最初に知ったきっかけは、たまたま見学に行った病院で「子宮がん検診は20歳から」というポスターを見たことでした。

そのときはまだ、子宮頸がんについて詳しい知識もなく頭の片隅で気になりつつも「よし、検診に行こう」という気持ちには結びつきませんでした。

その後、大学の授業で婦人科学を習った際に、日本の子宮頸がんを取り巻く状況が深刻であることを知りました。
検診受診率の低さや、この病気が20代の若い女性に増えているということなどです。

それと同時に、とても大切なことを知りました。
それは「子宮頸がんは検診とワクチンによって予防することができる唯一のがん」であるということ。

これらの事を学び、自分の女性の一人として、とても他人事とは考えられませんでした。

まずは子宮頸がんについてもっと知らなければと思い、婦人科の先生にお話を伺ったり、関係書籍を読んだり、実際に子宮頸がんの治療が行われている現場に行きました。

その中で気づいたことは、子宮頸がんについて世間に発信されている情報がとても少ないということです。

病気のこと、検診のこと。知ってさえいれば防げたかもしれない方々を見ていると「子宮頸がん」という病気をもっと多くの方に知ってほしいという思いが強くなりました。
そこで、子宮頸がんを考える市民の会でボランティアをさせていただくことが、私の思いを叶えるための第一歩となりました。

福山 麗子さん
(会社員)

子宮頸がんのこと、ちゃんと知ってますか?「私だけは大丈夫」と思ってませんか?
・・・それは根拠のない「思い込み」です。

なぜなら、それは私自身もあなたと同じようにそう思っていたけれど、子宮頸がんになってしまったからです。
でも「私だけは大丈夫」と思いながらも、定期的に検診を受けていたため、初期の段階でがんを発見。
すぐに簡単な手術を受けて、子宮を失うことなく、今はこうして元気に快復しました。

検診を受けないと、具合が悪いかどうかなんて分からない。
ちゃんと検診を受けてさえいれば、この病気は決して恐いものではありません。
子宮頸がんは「たった一つのシンプルな方法」で防げるのです。

それは《定期的に検診を受ける》こと!
ぜひ子宮がん検診を毎年受けて、自分の大切な子宮と命を守って下さい。

堀 成美さん
(看護師/看護大学教員)

「愛がある」くらいでセックスしたら危ない。
対策もコンドームだけじゃ足りない・・・という人生の危機管理のツボを、学校では伝えきれていません。
「病気の人が増えると、儲かる大人がいるからだ」との小学生の指摘には絶句します。

生命や愛を大切にしろという前に、教える側にその「愛」=伝える努力が不足していないか、と考えなければ。セックスがはじまったら、女性に100%の安全なんてないのだから。

私自身は「将来病院の世話になりたくない 」「病気でお金が減るのはもったいない」という動機で、感染予防のワクチンに先行投資。
100%コンドームを使えない男はサヨウナラ。

そして年に1回、症状が無くても誕生月には乳がん・子宮がん・性感染症の検査をしています。

高山 須美子さん
(細胞検査士 子宮頸がんを考える市民の会・副理事長)

この検体、ちょっと見ていただけますか?」
「ん?…あぁ」
「26歳妊娠10週、妊婦検診の人です。どうですか?」
「そうだなぁ。上皮内がん(=ごく初期のがん)だろうな」
「ですよね。まぁこれなら出産可能でしょうから、妊婦検診を受けて良かったね、ってことですね」
「だね」

ここ数年、私の職場ではこんな会話が頻繁に交わされています。
若い世代の子宮頸がんの増加は驚く程で、これから更に増えていくと予想されます。
晩婚化や出産の高齢化の進む中、妊娠時以外でも積極的に検診を受けることが大変重要になります。

妊婦検診で発見できた人は幸運です。
当たり前のことですが、検診を受けていない人のがんは見つけることができないからです。

これを読んでいる貴女、最近検診を受けましたか?