セミナー案内

乳がん・子宮頸がん企業検診実態調査報告会開催のお知らせ

このたび、乳がん・子宮頸がん企業検診実態調査報告会を 開催することになりましたので、お知らせいたします。

弊会主体で行った「企業における乳がん・子宮頸がん検診実態調査」の総括を発表させていただくと共に、今後の企業検診促進について、各分野の専門家をお迎えし、説明していただきます。
私たちはより実効性のある検診体制の確立・受診率向上が、女性社員または扶養のご家族の健康増進につながり、企業の発展にも有効であると考えております。今後、企業様・団体様で働く女性の健康推進に役立てていただければ幸甚です。
ご多忙のところ恐縮ですが、是非ご出席くださいますようお願い申し上げます。

※一般市民を対象とした勉強会ではございませんので御了承願います。
※同日に、弊会主催の連絡会議および懇親会も開催いたしますので併せて、ご出席頂けると幸いです。

■開催概要
タイトル: 乳がん・子宮頸がん企業検診実態調査報告会
日時: 平成26年11月19日(水) 17:00 - 18:30
会場: TKP神田ビジネスセンター 5階 502
     〒101-0053 東京都千代田区神田美土代町3-2 神田アベビル5階 502
主催: 認定NPO法人子宮頸がんを考える市民の会
協賛: 一般社団法人全国健康増進協議会
開催スケジュール:
16:40 - 17:00 受付
17:00 - 17:05 ご挨拶   
              認定NPO法人子宮頸がんを考える市民の会 理事長 渡部享宏
17:05 - 17:15 レディース検診のご紹介
              一般社団法人全国健康増進協議会
17:15 - 17:35 子宮頸がん検診・乳がん検診の必要性
               一般財団法人労働衛生協会 産業医
              日本がん検診断学会 がん検診認定医
              元港区みなと保健所 所長          青山キヨミ
17:35 - 17:55 企業における乳がん・子宮頸がん検診実態調査についてのご報告
               認定NPO法人子宮頸がんを考える市民の会 理事長 渡部享宏
17:55 - 18:10 先駆的な子宮頸がん検診 (HPV併用検診導入について)
               グラクソ・スミスクライン健康保険組合 常務理事 鵜飼雅信
18:10 - 18:20 パネルディスカッション ... 企業の業績アップにつなげる健康経営とは
               <指定発言> 株式会社大和総研 シニアコンサルタント 佐井吾光
18:20 - 18:30 質疑応答
※都合によりプログラムを一部変更させて頂く場合がございます。あらかじめご了承下さい。
参加費: 3,000円 
ご来場いただいた方には、「企業における乳がん・子宮頸がん検診実態調査報告書」を配布いたします。
      ※「企業における乳がん・子宮頸がん検診実態調査報告書」をお持ちの方は、
        当日お持ちください。その場合、参加費を2,000円とさせていただきます。

お申込み方法: 一番下の申込フォームにご記入いただき、
          メールにて返信いただきますようお願いします。
           
当日は、弊会主催で以下の開催を予定しております。是非、併せてご出席ください。

◆第13回日本子宮頸がん予防・啓発連絡会議 
時間:15:00 - 16:30 
会場:TKP神田ビジネスセンター 5階 502  
参加費:1,000円
○講演:「日本のがん検診率を上げるために出来る事」
がん検診受診率が上がらない。何故、上がらないのか原因を探ります。
 今回は日本対がん協会の小西氏を講師に迎え、検診のシステム・お金の話・人材の話を中心に子宮頸がん検診受診率70%を越えている国で出来ている事、一方30%程度の検診受診率、日本で出来ていない事を客観的に比較して問題の根本を考えます。
がん登録や検診台帳の整備、コール・リコール、国家レベルでの検診プログラムの必要性などを始めとした、構造的に日本のがん検診が不足している事柄を多くの事例を交えながら解説いただく予定です。
子宮頸がん検診に限らず、がん検診に関わる全ての方々に聞いていただきたい内容です。
<講師> 公益財団法人 日本対がん協会
臨床研究推進・がん相談支援担当マネージャー 小西宏
○各団体活動紹介

◆懇親会   
時間:19:00 - 21:00   
会場:神田近辺
参加費:4,000円

★ご参加の場合は、以下の申込フォームにご記入いただき、メール返信でお願いします。
締切:11月12日(水)
返信先:info@orangeclover.org
件名:11月19日勉強会参加

<申込フォーム>
※複数名でご参加の場合は、必ず参加者全員の情報を記載してください。
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貴社名(貴団体名) :
※当日、受付にて領収証をお渡しいたします。
記載いただいた社名で発行いたしますので、必ず正式名称を記載してください。

所属部署 :

お役職:

お名前 :

電話番号 :

E-mail :

□ 第13回日本子宮頸がん予防・啓発連絡会議

□ 乳がん・子宮頸がん企業検診実態調査報告会

□ 懇親会

上記の3つの会のうち、参加を希望される会以外は消去し、
こちらのフォームをメールでお送りください。

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<領収証について>
・当日、受付にて領収証をお渡しいたします。
 申込フォームに記載いただいた社名で発行いたしますので、必ず正式名称を記載してください。
・1社(1団体)で複数名ご参加の場合は、まとめて1枚発行させていただきます。

ご興味のある企業様・団体様の御参加をお待ちしております。

入会案内 Enrollment

子宮頸がん予防・啓発グッズ Goods

予防の大切さを伝える講師派遣 Lecturer dispatch

お問い合わせ Inquiry

主催・共催プロジェクト

みんな子宮から生まれてきた LOVE49♥

子宮を大切に想い、子宮頸がんの予防を伝えるプロジェクト

SICUTE

みんなの疑問に答える「子宮頸がん」情報サイト、『子宮頸がん.jp』

インタビュー

河原 真木子さん
(医大生)

私が子宮頸がん検診のことを最初に知ったきっかけは、たまたま見学に行った病院で「子宮がん検診は20歳から」というポスターを見たことでした。

そのときはまだ、子宮頸がんについて詳しい知識もなく頭の片隅で気になりつつも「よし、検診に行こう」という気持ちには結びつきませんでした。

その後、大学の授業で婦人科学を習った際に、日本の子宮頸がんを取り巻く状況が深刻であることを知りました。
検診受診率の低さや、この病気が20代の若い女性に増えているということなどです。

それと同時に、とても大切なことを知りました。
それは「子宮頸がんは検診とワクチンによって予防することができる唯一のがん」であるということ。

これらの事を学び、自分の女性の一人として、とても他人事とは考えられませんでした。

まずは子宮頸がんについてもっと知らなければと思い、婦人科の先生にお話を伺ったり、関係書籍を読んだり、実際に子宮頸がんの治療が行われている現場に行きました。

その中で気づいたことは、子宮頸がんについて世間に発信されている情報がとても少ないということです。

病気のこと、検診のこと。知ってさえいれば防げたかもしれない方々を見ていると「子宮頸がん」という病気をもっと多くの方に知ってほしいという思いが強くなりました。
そこで、子宮頸がんを考える市民の会でボランティアをさせていただくことが、私の思いを叶えるための第一歩となりました。

福山 麗子さん
(会社員)

子宮頸がんのこと、ちゃんと知ってますか?「私だけは大丈夫」と思ってませんか?
・・・それは根拠のない「思い込み」です。

なぜなら、それは私自身もあなたと同じようにそう思っていたけれど、子宮頸がんになってしまったからです。
でも「私だけは大丈夫」と思いながらも、定期的に検診を受けていたため、初期の段階でがんを発見。
すぐに簡単な手術を受けて、子宮を失うことなく、今はこうして元気に快復しました。

検診を受けないと、具合が悪いかどうかなんて分からない。
ちゃんと検診を受けてさえいれば、この病気は決して恐いものではありません。
子宮頸がんは「たった一つのシンプルな方法」で防げるのです。

それは《定期的に検診を受ける》こと!
ぜひ子宮がん検診を毎年受けて、自分の大切な子宮と命を守って下さい。

堀 成美さん
(看護師/看護大学教員)

「愛がある」くらいでセックスしたら危ない。
対策もコンドームだけじゃ足りない・・・という人生の危機管理のツボを、学校では伝えきれていません。
「病気の人が増えると、儲かる大人がいるからだ」との小学生の指摘には絶句します。

生命や愛を大切にしろという前に、教える側にその「愛」=伝える努力が不足していないか、と考えなければ。セックスがはじまったら、女性に100%の安全なんてないのだから。

私自身は「将来病院の世話になりたくない 」「病気でお金が減るのはもったいない」という動機で、感染予防のワクチンに先行投資。
100%コンドームを使えない男はサヨウナラ。

そして年に1回、症状が無くても誕生月には乳がん・子宮がん・性感染症の検査をしています。

高山 須美子さん
(細胞検査士 子宮頸がんを考える市民の会・副理事長)

この検体、ちょっと見ていただけますか?」
「ん?…あぁ」
「26歳妊娠10週、妊婦検診の人です。どうですか?」
「そうだなぁ。上皮内がん(=ごく初期のがん)だろうな」
「ですよね。まぁこれなら出産可能でしょうから、妊婦検診を受けて良かったね、ってことですね」
「だね」

ここ数年、私の職場ではこんな会話が頻繁に交わされています。
若い世代の子宮頸がんの増加は驚く程で、これから更に増えていくと予想されます。
晩婚化や出産の高齢化の進む中、妊娠時以外でも積極的に検診を受けることが大変重要になります。

妊婦検診で発見できた人は幸運です。
当たり前のことですが、検診を受けていない人のがんは見つけることができないからです。

これを読んでいる貴女、最近検診を受けましたか?