セミナー案内

情報転載 NPO法人ラサーナ主催 第4回市民公開講座 開催

NPO法人ラサーナ主催 第4回市民公開講座 開催

詳細及び予約は主催者へ問い合わせください。
http://npo-lasana.org/evt_detail.php?id=56

【開催概要】
日程/平成25年7月13日(土)
開演/14:00(13:30開場)  閉演/15:40
会場/ホワイトイン高崎(高崎市赤坂町94)
定員/先着300名(予約優先)
入場料/無料

予約はこちらから

講演テーマ/女性の病気予防とウェルエイジングを考える ?子宮頸がんの現状と予防策?

予防ワクチンと定期的な健診で予防できる「子宮頸がん」。現在、年間で約15,000人の方が罹患していると言われ、特に20?30才代の若い女性の発病が高いのが特徴です。HPVウィルスの感染が原因で、これはほとんどの女性が経験するものです。他人事ではない「子宮頸がん」について詳しく知っていただく機会です。ぜひご参加ください。

第1部 「子宮頸がんの現状と予防策2013」 (14:00-14:30)
講師/産婦人科専門医 佐藤雄一先生(産科婦人科舘出張佐藤病院副院長)

  ・医学博士
  ・日本産婦人科学会専門医
  ・日本生殖医学会生殖医療専門医
  ・日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医
  ・日本抗加齢医学会専門医

順天堂大学医学部卒業。産科婦人科舘出張佐藤病院では、快適で安全なお産の環境を提供できるよう努めている。周産期医療、婦人科良性疾患の内視鏡手術とともに不妊治療にも力を入れている。医学博士、日本産婦人科学会専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、日本抗加齢学会専門医など、多くの専門医資格を持つ立場から女性の心身の健康を支援するための診療を日々心がけている。 女性の生涯にわたるメディカルアドバイザーであることをライフワークとし、予防医療の観点から食事や栄養、運動など生活習慣の大切さを指導している。またNPO法人ラサーナ理事として子宮頸がん、乳がん検診率向上や予防に向けた活動にも力を入れている。

第2部 「老いない・太らない・キレイになる食事」 (14:40-15:40)
講師/予防医療コンサルタント 細川モモさん

  ・社団法人Luvtelli 東京&NewYork代表理事
  ・2013 ミス・ユニバース・ジャパン オフィシャルトレーナー

両親のガン闘病をきっかけに予防医学に関心をもち、渡米。以後、年の1/3を各国のリサーチと勉強に充てる傍らInternational nutirition supplement adviserの資格を取得し、健康食品会社の開発部に所属。独立後に始めた講演活動は年間150本以上、47都道府県に渡り、09年の春に医療・健康・食の専門家によるプロフェッショナルチーム「Luvtelli 東京&NewYork」を日本とNYに発足。11年に企業や大学とともに世界一規模の「卵巣年齢研究」を実施し、論文発表などを精力的にこなす。2013 ミス・ユニバース・ジャパン オフィシャルトレーナーとして美女たちの食事指導を担当。指導内容をまとめた「タニタとつくる美人の習慣」(講談社)は現在7万部を突破し、不健康な痩せ願望女性を減らそうという試みがNHK「おはよう日本」、NHK WORLDにて特集される。テレビ朝日「BeauTV VOCE」他出演多数。

入会案内 Enrollment

子宮頸がん予防・啓発グッズ Goods

予防の大切さを伝える講師派遣 Lecturer dispatch

お問い合わせ Inquiry

主催・共催プロジェクト

みんな子宮から生まれてきた LOVE49♥

子宮を大切に想い、子宮頸がんの予防を伝えるプロジェクト

SICUTE

みんなの疑問に答える「子宮頸がん」情報サイト、『子宮頸がん.jp』

インタビュー

河原 真木子さん
(医大生)

私が子宮頸がん検診のことを最初に知ったきっかけは、たまたま見学に行った病院で「子宮がん検診は20歳から」というポスターを見たことでした。

そのときはまだ、子宮頸がんについて詳しい知識もなく頭の片隅で気になりつつも「よし、検診に行こう」という気持ちには結びつきませんでした。

その後、大学の授業で婦人科学を習った際に、日本の子宮頸がんを取り巻く状況が深刻であることを知りました。
検診受診率の低さや、この病気が20代の若い女性に増えているということなどです。

それと同時に、とても大切なことを知りました。
それは「子宮頸がんは検診とワクチンによって予防することができる唯一のがん」であるということ。

これらの事を学び、自分の女性の一人として、とても他人事とは考えられませんでした。

まずは子宮頸がんについてもっと知らなければと思い、婦人科の先生にお話を伺ったり、関係書籍を読んだり、実際に子宮頸がんの治療が行われている現場に行きました。

その中で気づいたことは、子宮頸がんについて世間に発信されている情報がとても少ないということです。

病気のこと、検診のこと。知ってさえいれば防げたかもしれない方々を見ていると「子宮頸がん」という病気をもっと多くの方に知ってほしいという思いが強くなりました。
そこで、子宮頸がんを考える市民の会でボランティアをさせていただくことが、私の思いを叶えるための第一歩となりました。

福山 麗子さん
(会社員)

子宮頸がんのこと、ちゃんと知ってますか?「私だけは大丈夫」と思ってませんか?
・・・それは根拠のない「思い込み」です。

なぜなら、それは私自身もあなたと同じようにそう思っていたけれど、子宮頸がんになってしまったからです。
でも「私だけは大丈夫」と思いながらも、定期的に検診を受けていたため、初期の段階でがんを発見。
すぐに簡単な手術を受けて、子宮を失うことなく、今はこうして元気に快復しました。

検診を受けないと、具合が悪いかどうかなんて分からない。
ちゃんと検診を受けてさえいれば、この病気は決して恐いものではありません。
子宮頸がんは「たった一つのシンプルな方法」で防げるのです。

それは《定期的に検診を受ける》こと!
ぜひ子宮がん検診を毎年受けて、自分の大切な子宮と命を守って下さい。

堀 成美さん
(看護師/看護大学教員)

「愛がある」くらいでセックスしたら危ない。
対策もコンドームだけじゃ足りない・・・という人生の危機管理のツボを、学校では伝えきれていません。
「病気の人が増えると、儲かる大人がいるからだ」との小学生の指摘には絶句します。

生命や愛を大切にしろという前に、教える側にその「愛」=伝える努力が不足していないか、と考えなければ。セックスがはじまったら、女性に100%の安全なんてないのだから。

私自身は「将来病院の世話になりたくない 」「病気でお金が減るのはもったいない」という動機で、感染予防のワクチンに先行投資。
100%コンドームを使えない男はサヨウナラ。

そして年に1回、症状が無くても誕生月には乳がん・子宮がん・性感染症の検査をしています。

高山 須美子さん
(細胞検査士 子宮頸がんを考える市民の会・副理事長)

この検体、ちょっと見ていただけますか?」
「ん?…あぁ」
「26歳妊娠10週、妊婦検診の人です。どうですか?」
「そうだなぁ。上皮内がん(=ごく初期のがん)だろうな」
「ですよね。まぁこれなら出産可能でしょうから、妊婦検診を受けて良かったね、ってことですね」
「だね」

ここ数年、私の職場ではこんな会話が頻繁に交わされています。
若い世代の子宮頸がんの増加は驚く程で、これから更に増えていくと予想されます。
晩婚化や出産の高齢化の進む中、妊娠時以外でも積極的に検診を受けることが大変重要になります。

妊婦検診で発見できた人は幸運です。
当たり前のことですが、検診を受けていない人のがんは見つけることができないからです。

これを読んでいる貴女、最近検診を受けましたか?