セミナー案内

2012年7月22日(日) 映画「うまれる」 えどがわ上映会&トークショー 

弊会が共催しているイベントのご紹介です!
副理事長「高山」ならびに事務局長「渡部」がトークショーに出演します。

映画『うまれる』は、「子どもは親を選んで生まれてくる」という胎内記憶をモチーフに、命を見つめる4組の夫婦の物語を通して、【自分たちが生まれてきた意味や家族の絆、命の大切さ、人との繋がり、そして"生きる"ことを考える、ドキュメンタリー映画】です。
妊娠・出産・育児、流産・死産、不妊、障害など『うまれる』ということを幅広く捉える事で、親子関係やパートナーシップ、男性の役割、そして『生きる』という事を考える・感じる内容になっております。

イベントリーフレットはこちら→Umareru_leaflet.pdf

【開催概要】
◆上映日時 : 平成24年7月22日(日)
           ★ママさんタイム10:00-12:30 (開場 9:40)
            【赤ちゃんの泣き声はBGM!】をコンセプトに、3歳以下の小さなお子さまと
            一緒に観られる上映時間です。
            コンセプトご理解の上、一般の方もご入場できます!
          ★一般上映   13:30-16:00 (開場13:10)
◆上映場所: タワーホール船堀(5F小ホール)東京都江戸川区船堀4-1-1
◆アクセス : 都営新宿線 船堀駅北口(正面)徒歩1分
◆チケット代金:前売券1,300円・当日券1,500円・ 高校生以下共通(前・当日券共通) 1,000円
           *3歳以下のお膝の上で一緒にご覧頂く小さなお子様の入場料金は無料になります。
          【* 前売券申込先 : http://ail418.blog97.fc2.com/ 】          
【主催】映画「うまれる」えどがわ上映実行委員会
【共催】NPO法人 子宮頸がんを考える市民の会
【協賛】(順不同)
有限会社オフィストレイン (船堀 こどもトレイン保育園)・ NPO法人 不育症友の会 (通称:ハートビートくらぶ)
すずきクリニック (小松川 産婦人科・内科・皮膚科)

問合せ先:umareru722@yahoo.co.jp
       *ホームページ:http://ail418.blog97.fc2.com/
090-3963-7924 望月


【トークショーゲスト】
大河原 まさこ 様 (参議院議員)
数々の公的なご活動(育児・保育・ユネスコ・食・障がい者支援)とご自身の母としての出産・
子育て経験と国会議員としての育児とそれに関して悩まれた事柄、実弟が白血病で早くに
亡くなり家族の命の大切さも経験している。国会議員・一人の女性・母親という広い視点から
見たこれまでの経験と"これから"は大変参考になります。

鈴木 國興 様 (すずきクリニック医学博士院長・産婦人科医師)
全国で初めて、ペアクラスを導入し、男性の正しい出産参加推奨を広めた第一人者である。
昨今の東京都における地域医療センター・総合周産期母子医療センターの問題にいち早く
警笛を鳴らし、適切な改善システムを作り出し東京都が導入した。また、思春期?妊娠・出産
?更年期までを非常に分かりやすく、優しい言葉で説明してくれる。豊富な実績と話しやすい
その人柄は男女を問わず多くの人々・患者・妊婦の支持を受けています。

本 舞衣子 様 (元日テレアナ・現フリーアナ・医療番組司会多数)
日本テレビ時代は、大学時代に取得した看護師資格を活かし、多くの医療番組の司会を経験。
自らも初期の子宮頸がんを経験し結婚されている。現在、子宮頸がん予防活動のLOVE49
プロジェクト呼びかけ賛同人としても活動している。今回、総合MCとして自らの様々な経験と
考えも織り交ぜながら、ゲストの方々との有意義なディスカッションは大変参考になります。

高山 須実子 (子宮頸がんを考える市民の会副理事長) *第一部のみ
普段は千葉県内の検診施設で、細胞検査士として活躍している。併せて子宮頸がん予防活
動をしている。独自の観点や明快な切り口からの啓発活動とセミナー活動の実績も多い。
併せて、男の子3人の母親でもある。医療の現場と子宮頸がん防止、啓蒙に関すること・母親
・女性という観点からのお話しは大変参考になります。

渡部 享宏 (子宮頸がんを考える市民の会事務局長) *第二部のみ
普段は、子宮頸がんを考える市民の会事務局長として活躍している。子宮頸がん予防活動を
推進する一方、HIV予防・啓発活動も積極的に行なっており、幅広い観点からのお話しは大変
参考になります。また、様々な活動を通して得た知識と経験を男性目線からお話し頂きます。

入会案内 Enrollment

子宮頸がん予防・啓発グッズ Goods

予防の大切さを伝える講師派遣 Lecturer dispatch

お問い合わせ Inquiry

主催・共催プロジェクト

みんな子宮から生まれてきた LOVE49♥

子宮を大切に想い、子宮頸がんの予防を伝えるプロジェクト

SICUTE

みんなの疑問に答える「子宮頸がん」情報サイト、『子宮頸がん.jp』

インタビュー

河原 真木子さん
(医大生)

私が子宮頸がん検診のことを最初に知ったきっかけは、たまたま見学に行った病院で「子宮がん検診は20歳から」というポスターを見たことでした。

そのときはまだ、子宮頸がんについて詳しい知識もなく頭の片隅で気になりつつも「よし、検診に行こう」という気持ちには結びつきませんでした。

その後、大学の授業で婦人科学を習った際に、日本の子宮頸がんを取り巻く状況が深刻であることを知りました。
検診受診率の低さや、この病気が20代の若い女性に増えているということなどです。

それと同時に、とても大切なことを知りました。
それは「子宮頸がんは検診とワクチンによって予防することができる唯一のがん」であるということ。

これらの事を学び、自分の女性の一人として、とても他人事とは考えられませんでした。

まずは子宮頸がんについてもっと知らなければと思い、婦人科の先生にお話を伺ったり、関係書籍を読んだり、実際に子宮頸がんの治療が行われている現場に行きました。

その中で気づいたことは、子宮頸がんについて世間に発信されている情報がとても少ないということです。

病気のこと、検診のこと。知ってさえいれば防げたかもしれない方々を見ていると「子宮頸がん」という病気をもっと多くの方に知ってほしいという思いが強くなりました。
そこで、子宮頸がんを考える市民の会でボランティアをさせていただくことが、私の思いを叶えるための第一歩となりました。

福山 麗子さん
(会社員)

子宮頸がんのこと、ちゃんと知ってますか?「私だけは大丈夫」と思ってませんか?
・・・それは根拠のない「思い込み」です。

なぜなら、それは私自身もあなたと同じようにそう思っていたけれど、子宮頸がんになってしまったからです。
でも「私だけは大丈夫」と思いながらも、定期的に検診を受けていたため、初期の段階でがんを発見。
すぐに簡単な手術を受けて、子宮を失うことなく、今はこうして元気に快復しました。

検診を受けないと、具合が悪いかどうかなんて分からない。
ちゃんと検診を受けてさえいれば、この病気は決して恐いものではありません。
子宮頸がんは「たった一つのシンプルな方法」で防げるのです。

それは《定期的に検診を受ける》こと!
ぜひ子宮がん検診を毎年受けて、自分の大切な子宮と命を守って下さい。

堀 成美さん
(看護師/看護大学教員)

「愛がある」くらいでセックスしたら危ない。
対策もコンドームだけじゃ足りない・・・という人生の危機管理のツボを、学校では伝えきれていません。
「病気の人が増えると、儲かる大人がいるからだ」との小学生の指摘には絶句します。

生命や愛を大切にしろという前に、教える側にその「愛」=伝える努力が不足していないか、と考えなければ。セックスがはじまったら、女性に100%の安全なんてないのだから。

私自身は「将来病院の世話になりたくない 」「病気でお金が減るのはもったいない」という動機で、感染予防のワクチンに先行投資。
100%コンドームを使えない男はサヨウナラ。

そして年に1回、症状が無くても誕生月には乳がん・子宮がん・性感染症の検査をしています。

高山 須美子さん
(細胞検査士 子宮頸がんを考える市民の会・副理事長)

この検体、ちょっと見ていただけますか?」
「ん?…あぁ」
「26歳妊娠10週、妊婦検診の人です。どうですか?」
「そうだなぁ。上皮内がん(=ごく初期のがん)だろうな」
「ですよね。まぁこれなら出産可能でしょうから、妊婦検診を受けて良かったね、ってことですね」
「だね」

ここ数年、私の職場ではこんな会話が頻繁に交わされています。
若い世代の子宮頸がんの増加は驚く程で、これから更に増えていくと予想されます。
晩婚化や出産の高齢化の進む中、妊娠時以外でも積極的に検診を受けることが大変重要になります。

妊婦検診で発見できた人は幸運です。
当たり前のことですが、検診を受けていない人のがんは見つけることができないからです。

これを読んでいる貴女、最近検診を受けましたか?