9月9日(木)第4回日本子宮頸がん予防・啓発連絡会議開催概要


子宮頸がん予防・啓発連絡会議の概要が決定いたしましたのでお知らせいたします。
世話人の子宮頸がんを考える市民の会、渡部です。

子宮頸がんの予防には広く団体様との枠を超えた「連携」が欠かせないと考え
昨年より、このような会議を開催させていただいております。

オープンな会議ですので御興味のある方は事務局までお問い合わせ下さい。
※事前登録無しの当日参加は受け付けておりません。また個人での参加は不可です。

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昨年12月、本年2、6月と開催いたしました当連絡会議には前回30団体(NPO、マスコミ、企業、公的機関など)60名を越える参加があり、子宮頸がん予防・啓発の波がますます広がっていることを感じました。
 子宮頸がん予防・啓発元年である本年、より一層お互いの立場を越えて様々な方々と協力体制を築き上げ関係性を作る年にして行ければと発足いたしましたこの連絡会議ですが、今回も、各団体の取り組みを報告・連絡する会として開催したいと考えております。
 多くのご参加をいただけますよう、ご連絡お待ち申し上げております。

2010年9月9日(木)15:00-16:30
■場所:財団法人女性と仕事の未来館 第1会議室
東京都港区芝5-35-3          
    JR田町駅三田口から徒歩3分
   地下鉄 三田駅 A1出口から徒歩1分

■内容:(予定)
・あいさつ
日本子宮頸がん予防・啓発連絡会について
・参加団体紹介
エフエム東京子宮月間ライブについて
日本ウォーキング協会主催イベント「子宮頸がん啓発ウォークについて」について
ティールアンドホワイトプロジェクト取り組みについて
子宮頸がんを考える市民の会主催イベント「子宮頸がん予防フォーラム」について
HAPPYGAIN主催ライブについて
スタジオグラフィコ製品を介した予防啓発活動について
子宮頸がん征圧をめざす専門家会議よりなど、他調整中

子宮頸がん月間についての取り組み予定など
・その他意見・名刺交換など 

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インタビュー

河原 真木子さん
(医大生)

私が子宮頸がん検診のことを最初に知ったきっかけは、たまたま見学に行った病院で「子宮がん検診は20歳から」というポスターを見たことでした。

そのときはまだ、子宮頸がんについて詳しい知識もなく頭の片隅で気になりつつも「よし、検診に行こう」という気持ちには結びつきませんでした。

その後、大学の授業で婦人科学を習った際に、日本の子宮頸がんを取り巻く状況が深刻であることを知りました。
検診受診率の低さや、この病気が20代の若い女性に増えているということなどです。

それと同時に、とても大切なことを知りました。
それは「子宮頸がんは検診とワクチンによって予防することができる唯一のがん」であるということ。

これらの事を学び、自分の女性の一人として、とても他人事とは考えられませんでした。

まずは子宮頸がんについてもっと知らなければと思い、婦人科の先生にお話を伺ったり、関係書籍を読んだり、実際に子宮頸がんの治療が行われている現場に行きました。

その中で気づいたことは、子宮頸がんについて世間に発信されている情報がとても少ないということです。

病気のこと、検診のこと。知ってさえいれば防げたかもしれない方々を見ていると「子宮頸がん」という病気をもっと多くの方に知ってほしいという思いが強くなりました。
そこで、子宮頸がんを考える市民の会でボランティアをさせていただくことが、私の思いを叶えるための第一歩となりました。

福山 麗子さん
(会社員)

子宮頸がんのこと、ちゃんと知ってますか?「私だけは大丈夫」と思ってませんか?
・・・それは根拠のない「思い込み」です。

なぜなら、それは私自身もあなたと同じようにそう思っていたけれど、子宮頸がんになってしまったからです。
でも「私だけは大丈夫」と思いながらも、定期的に検診を受けていたため、初期の段階でがんを発見。
すぐに簡単な手術を受けて、子宮を失うことなく、今はこうして元気に快復しました。

検診を受けないと、具合が悪いかどうかなんて分からない。
ちゃんと検診を受けてさえいれば、この病気は決して恐いものではありません。
子宮頸がんは「たった一つのシンプルな方法」で防げるのです。

それは《定期的に検診を受ける》こと!
ぜひ子宮がん検診を毎年受けて、自分の大切な子宮と命を守って下さい。

堀 成美さん
(看護師/看護大学教員)

「愛がある」くらいでセックスしたら危ない。
対策もコンドームだけじゃ足りない・・・という人生の危機管理のツボを、学校では伝えきれていません。
「病気の人が増えると、儲かる大人がいるからだ」との小学生の指摘には絶句します。

生命や愛を大切にしろという前に、教える側にその「愛」=伝える努力が不足していないか、と考えなければ。セックスがはじまったら、女性に100%の安全なんてないのだから。

私自身は「将来病院の世話になりたくない 」「病気でお金が減るのはもったいない」という動機で、感染予防のワクチンに先行投資。
100%コンドームを使えない男はサヨウナラ。

そして年に1回、症状が無くても誕生月には乳がん・子宮がん・性感染症の検査をしています。

高山 須美子さん
(細胞検査士 子宮頸がんを考える市民の会・副理事長)

この検体、ちょっと見ていただけますか?」
「ん?…あぁ」
「26歳妊娠10週、妊婦検診の人です。どうですか?」
「そうだなぁ。上皮内がん(=ごく初期のがん)だろうな」
「ですよね。まぁこれなら出産可能でしょうから、妊婦検診を受けて良かったね、ってことですね」
「だね」

ここ数年、私の職場ではこんな会話が頻繁に交わされています。
若い世代の子宮頸がんの増加は驚く程で、これから更に増えていくと予想されます。
晩婚化や出産の高齢化の進む中、妊娠時以外でも積極的に検診を受けることが大変重要になります。

妊婦検診で発見できた人は幸運です。
当たり前のことですが、検診を受けていない人のがんは見つけることができないからです。

これを読んでいる貴女、最近検診を受けましたか?

主催・共催プロジェクト

みんな子宮から生まれてきた LOVE49♥

子宮を大切に想い、子宮頸がんの予防を伝えるプロジェクト